鬼舞辻無惨
*写真は舞台「鬼滅の刃」の無惨様(佐々木 喜英氏)
〈脚本・演出〉末満 健一氏
〈音楽〉和田 俊輔氏
「鬼滅の刃」が舞台化されていた事は、確か映画のヒットの後にチラッとスマホで見たような気がするくらいで、時すでに遅し、今年の1~2月に終演していました。(DVDは販売されているようです。)
「鬼滅の刃」のような正統派チャンバラ怪異談は、やはり生の舞台がいいでしょうね。
歌舞伎の題材としても派手で映えますし、個人的には人形浄瑠璃で観たいと思いました。
人が鬼になってしまう憐れさが、人情に訴え掛けるからです。
それに人形が美しいでしょう。
鬼になった禰豆子の美しさは、冷たい人形で表現してみたら一種独特の世界観が表せるのではないでしょうか?
私は物語を知るにつけ、「鬼舞辻無惨」にとても魅了されて行きました。
定番の「悪」で、炭治郎を強くさせる原動力としての“悲しみ苦しみ”を与えた、とも云える闇の存在。
しなやかで美しいですね。
悪のゾッとするような気高さがある。
無惨と炭治郎は、コインの裏と表のようです。
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