『地球へ…』竹宮惠子 著
『地球(テラ)へ…』は、最初の方までしか読んだ事がなかったので、今回最後まで読んでみた。
『地球へ…』って、こんなに短い話だったのか…😲
もっと7~8巻まであるのかと思っていた。
アニメ映画化されたんですよね。
でも私は、映画の主題歌がしっくり来なくって、劇場では観ていないと思う。
TV放映の時に観たんじゃなかろうか?
トォニィの声が薬師丸ひろ子で、トォニィはジョミーの自然交配の子供じゃなかったかなあ?
今回、原作を読んだら、トォニィはジョミーの子供では無くて、ミュウの普通の夫婦の子供だったから映画と設定が違うのかな?と思った🤔
私の記憶違いだろうか??
ソルジャー・ブルーは、そのまんま009だし、ジョミー・マーキス・シンは、普通過ぎて私はあんまり引き付けられない。
私が魅力に思うのは、キース・アニアンだ。
最後、あーなってこーなるのだが、ネタばれになるので書きません。
巨大AIの管理する世界とか、アイザック・アシモフやアーサー・C・クラーク風なSF世界を想わせて、作者である竹宮惠子先生は、自由に楽しく執筆されていたのかなぁと思いました。
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『妖子』池田理代子・池田悦子
『妖子』(作画)池田理代子
(原作)池田悦子
『ベルサイユのばら』よりも後頃に描かれたであろう作品。
『オルフェウスの窓』の頃の、一番馴染みのある絵柄かな。
『オルフェウスの窓』は、週間マーガレット連載の頃大好きで読んでいたのだけれど、セブンティーンか何かに場所を移した途端、コロッと絵柄が変わってしまい、お話も革命とか重苦しくなって行ったみたいで、読めなくなったんだったっけな?
『妖子』は初見だけれどストーリーが面白く、『デイモスの花嫁』の池田悦子氏原作だから成る程と納得した。
『妖子』は、死刑囚である母親が獄中で悪魔と契り誕生した禍々しい娘だが、果たして本当の“悪”は、人間社会の方なのだろうかと考えてしまうお話だ。
私は最初、上流階級の館に托卵された妖子が、館の本物の娘を亡きものにした時、妖子は生かして置いてはいけない存在というスタンスで、ジリジリとした気持ちで読んでいたが、妖子の育ての両親を始め、回りの人間達の悪どい事悪どい事。
ストーリーは『デイモスの花嫁』同様、はっきりとした結末はつかないまま連載は終わっている。
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『一度きりの大泉の話』萩尾望都著
今さらながら読んで見ました。
◆『一度きりの大泉の話』萩尾望都著◆
《2021年4月刊行》
(竹宮惠子先生の『少年の名はジルベール』は、数年前に読んでいました。)
ー全然知らなかった…。
そんな出来事があったとは…。
私は、どちらの先生の作品も大好きです。
どちらがどうだとか、審判しないでおきます。
『一度きりの大泉の話』を読むと、
2014年辺りから出版社などから「竹宮惠子先生が自伝を出すので対談をして下さい」というオファーが萩尾望都先生の所に来るようになったそうです。
2016年に竹宮先生の『少年の名はジルベール』が刊行されると、断っても断ってもオファーはさらにエスカレートして行ったそうです。
TV企画もあり、女流漫画家版「トキワ荘物語」のような「大泉サロン物語」が、もしかしたら朝ドラなんかで放映される予定だったのでしょうか?🌟
『ゲゲゲの女房』は本当に良かったけれど、
『トキワ荘物語』を寺田ヒロオ先生側から見たら、大分違う話になるのかも知れないと、『大泉本』を読んだ後、ふと思いました。
今は、萩尾望都先生には静かに執筆活動に励んで下さいと願うばかりです。
と、この本は2年前の刊行でしたね😵
新しい「ポーの一族」を読もうかな?😊
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