『ファラオの墓』竹宮惠子 著
竹宮惠子先生が『風と木の詩』の連載実現のために、アンケート人気NO.1を獲ろうと頑張った作品ー という『ファラオの墓』
初めて通して読んでみたけど良かった。
『ファラオの墓』は、絵が竹宮惠子先生の絵だなぁと懐かしく思った。
この頃から、ブレーンの増山法恵氏は居たのかな。
私は何故か、主人公のサリオキスよりも、スネフェルの激情に引っ張られまくった。
サリオキスは、どんなにいたぶられ、苛まれても、神の沐浴でたちまち復活するかの如く祝福されている王子なので、どこか安心というか大丈夫というのがあった(主人公だし)
…ちょっと、執拗に拷問され過ぎな感じが正直否めない気がするけど…。
苦悶を美しく描かれているけど……死ぬやろ?
スネフェルは破滅へと突き進むしかないのか?
ナイルキアが本当に清楚で可愛かった。
小鳥のように震える恋の鼓動。
『ファラオの墓』に登場する少女達は、
ナイルキアも
アンケスエンも
アウラ・メサも
全部好きだった。
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